都市病院と町病院
「小さい怪我は町病院」、「大きい怪我は都市病院」と患者さんは自然と使い分けています。 私が働く病院は一応都市病院の為、「ネットで調べて」「新聞に載っていて」と時折遠くから来る患者さんも多いです。 遠方から来る人は「大きい病院で見てもらいたい」と思ってくるのだが、時々「近くの病院でも良かったのでは？？」という人もいます。 あと「わざわざ遠くから期待して来た」という自分のリハビリへのプレッシャーもありますね。
View Article町病院
町病院で働いていたというある医師の話。 患者さんは大きな怪我と感じると町病院ではなく都市病院でみてもらいたいと感じている。 小さい怪我だと思って町病院に行き、実は大怪我で手術が必要だと分かると、たとえその町病院の医師が対応できる怪我でも「大きい（都市）病院」に行きますと患者さんに言われる。 だから町病院の医師は技術がある無しに関わらず、患者さんがそういう態度をとられると辛いそうだ。
View Articleリハビリ戦争
リハビリの分野はまだ新しい為、リハビリ職内でお互いの領地の取り合い（リハビリ戦争）が起こります。 リハビリ職種内暗黙の了解では PT：歩行 OT：手、生活 ST：言葉 とあるのだが、日々お互いのグレーゾーンに対する分野の確立・拡大をしたいのです。 まず食事の嚥下。これは昔はOTも介入していたのに今はSTが主体。OTは自助スプーンなどの自助具の介入に縮小されました。...
View Article自由研究妄想
子供の頃夏休みの終わりになっても「自由研究何しよう？」と思った事がある。自由研究って「自由」なのだからいくらでもテーマはありそうなのだが。。。「自由」だからこそテーマを選ぶのが難しい。 そこで「自由研究」ではなくテーマは毎年国の方で指定するのはどうだろうか？名付けて「指定研究」。頭が良い子だけが得をして賞をとるのではなく、そのテーマに本当に興味をもっていた子が楽しめるのではないだろうか？...
View Article労災
整形分野のリハビリに関わっていると、 「労災」って多いなぁと感じる。 何でこんなに怪我させている機械がずっと仕事で使われているんだろうと思う。 プレス機、ローラー機、電気ノコギリ。。。 私達の生活は危険なものばかりでいっぱいだ。
View Article子供の骨折後のリハビリ
子供の骨折で多いのは、上腕骨顆上骨折かな。 怪我するのは、「やんちゃ」な子供が多い。 そう思って本人やその家族にリハビリの自主練習の指導しています。 見た目が落ち着いていると思っても、「やんちゃ」だから怪我しているという事実を忘れちゃいけない。 再骨折は怖いですよ。。。
View Article大人の外傷後のリハビリ
大人の怪我。 あんまり言いたくはないが、それは注意散漫な人が多い。 最近それを学会で発表した人がいるらしい。調べた人はお客様である患者さん本人に何て説明したのだろうか、その方が気になる。「あなたは繰り返し怪我をしていますが、注意機能が低下しているか調べさせて下さい」 私には言えませんよ。。。...
View Article部活少年と作業療法
部活ラブな少年達はよく手を怪我をしてリハビリに来る。 それは野球やサッカー部員が多い。（親は子供の部活選択を慎重にさせるべきである。） 彼らは若く動きが良くなるのが早いので私とのリハビリの付き合いは短期間である。（骨折の場合8週間の間に3～４回のリハビリか。）※ちなみに骨癒合は少年も中年も同じ程度である。 部活少年は言う。「早く部活がやりたい」「次の試合に出たい」と。...
View Articleインフォームドコンセント
インフォームドコンセント、 たしか「説明と同意」と訳される。 「インフォームドコンセント」とは、医師が患者に治療法等をに十分に説明した上で同意をえるという意味である。 患者さんへ私からリハビリ内容を説明する機会は多い。 しかし「インフォームドコンセント」という言葉はあっても、患者さんははっきりいって「シロウト」であり、大事な判断は私達にゆだねられていると思う。...
View Articleハンドセラピー
私の仕事は「ハンドセラピー」と呼ばれる事が多い。 「ハンドセラピー」という言葉は仕事内容を知らない人が聞くときっと怪しく聞こえるのだと思う。 またはなんだか特別な仕事っぽく格好良く聞こえるかもしれない。 作業療法士の中で手の外科専門のリハビリを行っているとなぜか「ハンドセラピー」と呼ばれるのだ。 しかし理学療法で下肢の整形外科専門に行っていても「フットセラピー」と呼ばれない。 不思議。。。...
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「小さい怪我は町病院」、「大きい怪我は都市病院」と患者さんは自然と使い分けています。 私が働く病院は一応都市病院の為、「ネットで調べて」「新聞に載っていて」と時折遠くから来る患者さんも多いです。 遠方から来る人は「大きい病院で見てもらいたい」と思ってくるのだが、時々「近くの病院でも良かったのでは？？」という人もいます。 あと「わざわざ遠くから期待して来た」という自分のリハビリへのプレッシャーもありますね。
View Article町病院
町病院で働いていたというある医師の話。 患者さんは大きな怪我と感じると町病院ではなく都市病院でみてもらいたいと感じている。 小さい怪我だと思って町病院に行き、実は大怪我で手術が必要だと分かると、たとえその町病院の医師が対応できる怪我でも「大きい（都市）病院」に行きますと患者さんに言われる。 だから町病院の医師は技術がある無しに関わらず、患者さんがそういう態度をとられると辛いそうだ。
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リハビリの分野はまだ新しい為、リハビリ職内でお互いの領地の取り合い（リハビリ戦争）が起こります。 リハビリ職種内暗黙の了解では PT：歩行 OT：手、生活 ST：言葉 とあるのだが、日々お互いのグレーゾーンに対する分野の確立・拡大をしたいのです。 まず食事の嚥下。これは昔はOTも介入していたのに今はSTが主体。OTは自助スプーンなどの自助具の介入に縮小されました。...
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子供の頃夏休みの終わりになっても「自由研究何しよう？」と思った事がある。自由研究って「自由」なのだからいくらでもテーマはありそうなのだが。。。「自由」だからこそテーマを選ぶのが難しい。 そこで「自由研究」ではなくテーマは毎年国の方で指定するのはどうだろうか？名付けて「指定研究」。頭が良い子だけが得をして賞をとるのではなく、そのテーマに本当に興味をもっていた子が楽しめるのではないだろうか？...
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整形分野のリハビリに関わっていると、 「労災」って多いなぁと感じる。 何でこんなに怪我させている機械がずっと仕事で使われているんだろうと思う。 プレス機、ローラー機、電気ノコギリ。。。 私達の生活は危険なものばかりでいっぱいだ。
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子供の骨折で多いのは、上腕骨顆上骨折かな。 怪我するのは、「やんちゃ」な子供が多い。 そう思って本人やその家族にリハビリの自主練習の指導しています。 見た目が落ち着いていると思っても、「やんちゃ」だから怪我しているという事実を忘れちゃいけない。 再骨折は怖いですよ。。。
View Article大人の外傷後のリハビリ
大人の怪我。 あんまり言いたくはないが、それは注意散漫な人が多い。 最近それを学会で発表した人がいるらしい。調べた人はお客様である患者さん本人に何て説明したのだろうか、その方が気になる。「あなたは繰り返し怪我をしていますが、注意機能が低下しているか調べさせて下さい」 私には言えませんよ。。。...
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部活ラブな少年達はよく手を怪我をしてリハビリに来る。 それは野球やサッカー部員が多い。（親は子供の部活選択を慎重にさせるべきである。） 彼らは若く動きが良くなるのが早いので私とのリハビリの付き合いは短期間である。（骨折の場合8週間の間に3～４回のリハビリか。）※ちなみに骨癒合は少年も中年も同じ程度である。 部活少年は言う。「早く部活がやりたい」「次の試合に出たい」と。...
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インフォームドコンセント、 たしか「説明と同意」と訳される。 「インフォームドコンセント」とは、医師が患者に治療法等をに十分に説明した上で同意をえるという意味である。 患者さんへ私からリハビリ内容を説明する機会は多い。 しかし「インフォームドコンセント」という言葉はあっても、患者さんははっきりいって「シロウト」であり、大事な判断は私達にゆだねられていると思う。...
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私の仕事は「ハンドセラピー」と呼ばれる事が多い。 「ハンドセラピー」という言葉は仕事内容を知らない人が聞くときっと怪しく聞こえるのだと思う。 またはなんだか特別な仕事っぽく格好良く聞こえるかもしれない。 作業療法士の中で手の外科専門のリハビリを行っているとなぜか「ハンドセラピー」と呼ばれるのだ。 しかし理学療法で下肢の整形外科専門に行っていても「フットセラピー」と呼ばれない。 不思議。。。...
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